育児書や幼児教育に関する本などを読んでいると、
- 赤ちゃんの頃から五感へ働きかけることが良い
- 様々な触感のものを触らせてあげることが大切
などという言葉がよく書かれていたりしますよね。
「手指は第二の脳」なんて言われたりもするくらいですから、
ねんね期など月齢が幼いうちからでも、積極的に「感覚の知育」は行っていきたいものです。
今回はそんな赤ちゃんの五感の発達、特に【視覚】【触覚】にアプローチできる、とても良い知育玩具をみなさんにご紹介しますね。
【センサリーバッグ】という名前のその知育玩具、実はおうちで余っているものや、100均で揃うものなどの材料を使って、とっても簡単に手作りできちゃうんですよ!
今から材料や作り方の手順を写真入りで詳しくレポートしていきますので、ぜひみなさんも赤ちゃんの感覚の知育のために作って遊んでみてくださいね!
目次
【センサリーバッグの作り方】をご紹介
センサリーバッグとは何?
今回ご紹介する【センサリーバッグ】とは、おもに海外のママたちの間で人気のある、赤ちゃんの手指の【感覚】を刺激してあげるための知育玩具「センサリートイ」のひとつで、
特に、袋の型をしたもののことを指します。
その他にも、ボトル型をした【センサリーボトル】というものもあり、こちらも合わせて人気です。
★私が以前に【センサリーボトル】を作ってみた時の記事はこちら。
【センサリーボトルの作り方】手作り知育玩具で赤ちゃんの視覚へ働きかけよう!【センサリーボトルの作り方】手作り知育玩具で赤ちゃんの視覚へ働きかけよう!
センサリーバッグの材料は?
ではさっそく、センサリーバッグを作るための材料をご紹介します。
※材料を幼児が口に入れてしまうと危険です。必ず大人の見守りの元、おうち実験を行って頂くよう宜しくお願い致します。
- 透明の保存袋(ジップロックなど) ×2枚
- PVA 洗濯のり または保冷剤
- 絵の具 または食紅
- 中に入れるための小さなパーツ(ビーズ・スパンコールなど)
写真には、洗濯のりと保冷剤の両方がありますが、どちらか一つで構いません。
実はわが家では、どちらも使ってみましたが、個人的には「保冷剤」のプニプニとしたゼリー状の質感がセンサリーバッグに向いていると感じたので、
今回は「保冷剤」を使った作り方を写真入りで説明していきます。
洗濯のりを使う場合は、このように成分がPVA(ポリビニールアルコール)のものをお選びくださいね。
\こんなものです/
100均やドラッグストアの洗濯コーナーに置いてあると思いますよ。
洗濯のりで作ると、よりトローンと柔らかくみずみずしい質感の液体になります。
透明の保存袋は「2枚」使用します。
液漏れ防止の目的で、念のためバッグを二重にして作るためです。
絵の具や食紅は、センサリーバッグの中の液体に色を付けるために使用しますので、無色透明の液体で作りたい場合は用意しなくてもOKです。
バッグの中に入れる小さなパーツは、赤ちゃんの手指感覚の知育を意識して、触って楽しいな、不思議だな、面白いな~と興味を持ってくれそうなものを用意しましょう。
ぷにぷに、こりこり~とした感触のもののほか、目で見て興味を引けそうな、ビーズ・スパンコールなどキラキラ系のアイテムもオススメです!
ご注意バッグに穴が開くといけないので、あまり尖ったものや、角ばったものは入れない方が良いですね。
さっそく作ってみよう!
手順1 保冷ジェルを袋に入れる
まずは透明の保存袋を用意します。
私は最初に、強度を期待してジップロックを使ったのですが、袋に「Ziploc」のロゴがとても大きく入っていて、センサリーバッグの中身が見えずらいと感じたため、変更して別のシンプルな袋を使うことにしました。
次に、溶けた状態の保冷剤から中身のジェルを取り出し、袋の中に入れます。
洗濯のりを使う方は、同様にのりを流し入れてくださいね。
両手を使う必要があるので、このように器やコップの中に袋を入れて立たせ、口を開けておけば、楽に中身を移せますよ!
これが保冷材の中身を保存袋に移したものです。
想像通り、無色透明のジェルなんですね!
せっかくなので、この透明感を生かしながら、ジェルに薄く色を付けてみたいと思います。
緑の食紅を割りばしの先にほんの少しだけ付けて混ぜ入れたものが、こちらです。
保冷材のジェルは硬めの質感なので、後から色を加えると、なかなか全体に混ざりにくいです。
まだらでマーブル模様のようになっていますが、子どもがムニムニ~と遊んでいるうち次第に馴染んでくるでしょうから、今回はこれで良しとしましょう。
もっとキレイに全体を色付けしたい場合には、袋に入れる前に、あらかじめボウルなどの中で、ジェルと色素をしっかり混ぜ合わせておく方が良いかもしれません。
手順2 中身のパーツも入れる
続いて、お好みで用意していただいた「小さなパーツ」を、袋の中へ投入していきます。
いざ!じゃらじゃら~っと!
さらに追加で、100均(ダイソー)で購入したこんなものも入れちゃいます。
視覚や触覚の刺激になりそうなパーツがたくさんありましたので、みなさんもお好みで選んでみてくださいね。
ただし!パーツの入れすぎは禁物!ジェルの中で重なり合って動きが見えずらいだけでなく、すき間に余裕を持たせておかないと、触っているうちに袋が破れやすくなります。
手順3 テープを貼り二重にする
お好きなパーツを入れ終えたら、保存バッグの中の空気をそっと抜きながらジッパーを閉じます。
液漏れしないように、念のため閉じたジッパー部分は折り曲げて、ビニールテープなどでしっかり巻き留めてください。
最後に、これをもう一枚の保存袋に入れて二重にしておきましょう。
さらに破れ対策をしたい場合には、袋の四隅(または四辺)にもテープを貼っておくと良いですね。
そして出来上がり!
そうして出来上がったのが、こちらです!
どうでしょうか?見えますか?
もうちょっと寄りで見てみると・・・
このように淡いグリーンのクリアなジェルの中に、小さなフィギュアやスーパーボール、スパンコールやストローの切れ端が閉じ込められたセンサリーバッグに仕上がりました!
お家に少し余っていたアイロンビーズや、ラメパウダーも入れてキラキラ感もプラスしてみましたよ。
(↑ どちらも100均ダイソーでも見かけました!)
さっそく子どもが遊んでみると・・・
もちろん手に持ってムニムニ~するのも良いのですが、こうして窓に貼り付けて、より透け感を楽しんでみたり、
ねんねの時期の赤ちゃんには、床に貼り付けてあげる方法なども、海外知育ママのアイデアでよく見かけますよ。
中には足でフミフミして感触あそびを楽しむ赤ちゃんも!(※袋破れにはご注意!)
参考:これ失敗作…?
終わりに、参考までに「これ失敗かも…?」となってしまった、わが家の製作例をご覧ください。
色が濃すぎる
赤い・・・!!思ったより液体が赤く色付き過ぎました。
食紅を入れすぎてしまった・・・
みなさんは、食紅や絵の具を入れる際には、ほんの少しず~つ投入するようにしてください!
ちょっとしか入れてないつもりでも、結構濃く色付いてしまいますよ~。
/子どもは無邪気に喜びましたが^^\
あまりに赤いと中身が見づらい・・・!
ラメパウダー入れすぎ
子どもの希望もあって、ラメパウダーを一瓶全部入れてみたところ、パウダーが邪魔して中身が見えなくなってしまいました・・・
ゴールド色の膜が掛かったようになり、これにはどうにもならず作り直しに。
欲張ってキラキラさせたいところですが、何事も少しずつ慎重に、様子を見ながら作っていきましょう。
以上、ちょっとしたことではありますが、仕上がりに差がついてきますので、ぜひお気をつけくださいね^^
★私が以前にボトル型の【センサリーボトル】を作ってみた時の記事はこちら。
こちらはおもに「視覚」の発達に働く知育玩具です!
【センサリーボトルの作り方】手作り知育玩具で赤ちゃんの視覚へ働きかけよう!【センサリーボトルの作り方】手作り知育玩具で赤ちゃんの視覚へ働きかけよう!
まるでスノードームのようにキラキラしていてとてもキレイ!楽しく振って遊べて赤ちゃんもお気に入りになるはず。
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