今年の春は、休園や休校、外出自粛などで、なかなか季節を感じにくかったり、自然に親しむことが難しい世の中の状況でしたよね。
そんな中でも、なんとか子どもに季節を感じさせてあげたいな、親子で一緒に季節を楽しめたらなと考えて、
さわやかなお天気の日は、子どもと庭の野草をスケッチしてみることにしていました。
タンポポ…それにピンク色の可愛い小さなお花…。
あれ?でもこれ、何て花だろう?
いつも何げなく見ているはずのお花だけど、私自身も案外分かっていない野の花のこと。
これを機に、子どもと一緒に楽しみながら自然のことを学べたらいいな。と思い立ち、
今回新たに「植物図鑑」をお迎えしてみることにしました!
購入への条件は、バッグにポンッでどこへでも持ち歩ける「ポケット版」サイズであること。
それと、園芸用の「花」の図鑑ではなく、散歩道で見つけられるような草花中心の「植物図鑑」であること。
目次
「植物図鑑」はポケット版がオススメ
断然調べやすい小学館がイチオシ
そして、実際に私が購入したのがこちらの図鑑ですよ。
小学館「NEO POCKET」シリーズのものです。
ポケット版のサイズ感は?
ポケット版って、どんな大きさなの?
気になるサイズ感はこのような感じです。
タテ約18.5cm、ヨコ約11cm。
ハンディサイズだけれど、小さすぎて文字や写真が分かりにくい!なんてことは無かったので安心しましたよ。
これを選んだ理由は?
どのポケット図鑑にしようか迷う中で、最終的にこちらを選んだ決め手は、
実際に図鑑を使う状況を想像してみた時に、これ、絶対に調べやすい!と感じたのが、この小学館のポケット図鑑だったからなんです。
その理由というのが、
子どもとのお散歩や公園での自然あそびの際に最も便利に調べられる、望ましい掲載順、グループ分けで植物がカテゴライズされていること!
例えば、このポケット図鑑の目次を見てみると、最初に掲載されているのは、
【道ばたや公園の草】となっていて、このように…
パッと開くとインデックスが付いており、それが【季節ごと】になっているんです。
そう、これがすごく便利!
実際の場面でポケット図鑑を開くことを考えると、
「散歩道で見つけたこのお花…何という名前だろう?」
「公園でよく見るあの野草、載っているかな?」
などのように、
歩いていて見つける 何だろう? 調べてみよう!という流れがほとんど。
この時点で、何の花?種類は?名前は?という情報はまったく分からないので、
種類や仲間ごとではなく、【植物を見つける場面ごと】に載っているこの図鑑が、わが家にとって大正解だったんです!
見つけたのは公園だったし、今の季節は春だから…このページに載ってるはず!
という具合に、今まで分からなかった植物のことが、いとも簡単に調べられてしまいました!
見つけやすく調べやすいと、子ども達も「もっといろいろ調べたい!」と意欲や好奇心が目に見えて増してきます。
また、その同じページに載っている他の草花は、同じ状況下で見つかりやすい植物、ということでもあるので、
「これも知ってる!これも!昨日帰り道にあった!」
と、すでに子どもが見掛けたことのある植物が、同じページまたは近いページに網羅されていたりもするので、なおさら子どもにとって身近に感じられ楽しめる図鑑だなと感じていますよ。
もちろん索引からも引くことができるので、
「名前は分かる花だけど、どのカテゴリーかな?」という場合でも大丈夫!
わが家では、見たことや調べたことがある植物の索引の名前の部分に、ラインマーカーでマーキングしていますよ。
だんだん印が増えてくるので、もっと調べたい!と意欲もアップ!まるで辞書引き学習のようです^^
いつもマーキングに使うマーカーはこちら。
【ゼブラ】マイルドライナー マーカーペン ラインマーカー サインペン】
ギラギラしないほんのり蛍光色なので、やさしいカラーのラインが引けてお気に入り!
グレーやブラウンなんかのシックな色味も使いやすくて
写真だと少し見にくいですが、バイオレット色を使うとこんな感じに。
索引と合わせて写真下の名前にもマークしてみました^^
対象年齢は?
ところで、小学館「NEO POCKET」シリーズの図鑑の対象年齢は、公式では「3歳~高校生以上」としていますが、
この「植物図鑑」に関して言えば、外歩きをしながら見つけた植物を親子で調べて楽しむ、ということを基本とするわが家のような使い方であれば、さらに小さな幼児期からでも十分に使って楽しめる一冊であると思いますよ!
園芸植物も掲載あり!
元々は、花壇に植えられているような園芸植物ではなく、道ばたに咲く野の花を中心に調べられる図鑑を探してはいましたが、
あまり詳細なものではないですが、一部の園芸植物も、このポケット図鑑に掲載されていましたよ!
例えば有名な花だと、ヒマワリ、チューリップ、バラなど。それぞれにつき写真は一枚ずつですが、一般になじみ深い花々はだいたい載っているので、
「マリーゴールドはこんな花だよ」などと、十分に子どもと季節や常識についての会話を広げるタネになりますよ。
「バラにはどんな種類があるの?」など、さらに詳しく調べたいという方には、こちらのような「花」の図鑑がよりオススメです。
こちらは「分類別」でカテゴライズされた本格派!植物の理解をより明確にすることができるものです。
ポケット版ではないので、お家でじっくり読み込んだり、絵本のように美しい花の写真を眺めて楽しむのも良いですね。
他に検討したポケット図鑑は?
学研「LIVE」シリーズ
他に私が検討したのは、こちらの図鑑。
今人気の「学研LIVE」のシリーズです。なんとポケット版もあったんですね。
こちらは写真が多く使われているところに魅力を感じ、最後まで悩みました。
↑ こちらの図鑑、kindleや楽天koboなど電子書籍もあるんです。すごいっ!
価格は紙の図鑑よりお手頃になっていますよ。スマホやタブレットで読めば、それこそ持ち歩きできますね
植物のスケッチに使った画材は?
「水彩色鉛筆」36色セット
ちなみに休園・休校中に子ども達は、ぬりえやお絵かきをたくさんしていたので、ついに欲しかった36色水彩色鉛筆を購入しました。
もっと早く買えばよかったな~。私も一緒に使っています!
外出自粛中にたくさんお絵かきしてきたせいか、子ども達二人ともすごく絵が上達したというおまけつき!(笑)
水彩色鉛筆は、国内外さまざまなメーカーのものがありますが、
水筆を使ったり、鉛筆の芯を濡らして描くと水彩画風な仕上がりになるので、お絵かき好きなお子さんや、知育でアートを取り入れたいご家庭にはとてもオススメですよ。
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