先月、9月6日に発生した北海道胆振東部地震を経験したわが家。あれから早一か月が経ちましたが、
昨日も胆振地方を震源とする震度5弱の余震が起きたり、今も身体に感じる余震が続いている北海道内。
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実はわたし自身が今回の地震で、自宅から慌てて防災用品をかき集めて、リュックやボストンバッグに詰め込み、いつでも逃げられる準備を整えたことをきっかけに、
あれ?わが家の5歳の娘(年中児)が普段から通園に使用しているリュックが、子ども用の防災バッグとしても最適なのでは!?
と思ってしまう優秀ポイントを多々発見したのです!
そのリュックというのは、園指定ではなく、各々で気に入ったものを用意して、お弁当などを入れて持って行くためのものなのですが、
地震発生当日から、週末も含めて4日間は幼稚園が休園していたので、その間、自宅に置いてあったそのリュックに、
また大きな地震で何かがあったら、これを背負って逃げようね・・・と、子どもの着替えや小さな絵本、ぬいぐるみなどを詰めて準備することにしたのです。(絵本やぬいぐるみは、避難所での子どものストレス軽減対策のため)
すると、そのリュックの機能性や、子どもの体の負担を軽減するためのしっかりとした作りの良さを再認識することとなり、
入園時にこのリュックを選んでいて本当に良かった!
そして、これから入園を控えるお子さんをお持ちの読者ママさんにも、こちらをおすすめしたい!
さらに、これから子ども用の防災バッグや防災用品を準備しておきたい、とお考えの方にも、ぜひ知ってほしい・・・
と強く思いましたので、今回この記事でご紹介させていただくことにしました!
そのおすすめリュックとは、一体どんなもの?
前置きが長くなりましたので、さっそくそのリュックとは・・・ずばり、こちらです!
アウトドアの定番ブランド、THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)のスモールデイ!
未就学児から小学生まで使えるデイパックです。そしてなんと、体格によっては大人の女性でも背負えちゃうんですよ!
うーん、これは長く使えそう!それだけでも十分に魅力的なリュックです!
なぎ
確かにそう思われる方もいらっしゃいますよね。
ですがまず、アウトドアやキャンプなどがお好きな方でしたら、すでにご存知かと思うのですが、“アウトドアの知識と防災”。この二つにはかなり共通する部分があるのではないかと、今回わたしは実感しました!
実際に、いつまで続くか分からなかった停電生活の中でも、普段からアウトドアを趣味で楽しんでいるという方が、キャンプと同じだと考えたら乗り切れましたよ~!と明るく話してくださったりしたくらいなんですよね。
そういった意味でも、このアウトドアブランドの王道であるTHE NORTH FACEのリュック(デイパック)というだけで、なにやら凄そうだぞ~!という雰囲気が醸し出されている気がしてきませんか?
chie
そうです。もちろん気の持ちようだけのお話ではなくて、このスモールデイには、本当に注目して欲しい優秀すぎる機能がたくさんあるんです。
目次
大切な子どもに与えたい安心の機能性とは?
それでは、みなさんにおすすめしたいスモールデイの優秀ポイントを順に詳しくご紹介させてくださいね。
こうして文字にしただけでは分かりにくいと思いますので、実際の写真もどんどん載せていきますよ!
肩にフィットするショルダーハーネス
まずわたしが当時3歳だった娘の入園準備で、特にこだわったのが通園リュックの機能性。
そしてなんと言っても、一番気に入った部分がこのショルダーハーネス(肩ひも)です。
そして、いつでも汗をかきやすい子どもに嬉しい、内側メッシュ素材。
厚みがあってクッション性抜群のショルダーハーネス。
正直に言って、他のリュックでは、ここまでこだわったハーネスって有りえないなと思ったんです。わたしとしては、これだけ見ても即決してしまいそうなくらい絶賛でした。
さらにハーネスだけでなく、このように背中が当たる部分のバックパネルも同様にメッシュ素材になっています。通気性が良さそうですね。
週に1回のお弁当の日にだけ使うリュックなんて、なんでも良いのでは・・・?思われるかも知れませんが、
わが子はあまりにこのリュックが背負いやすいらしく、肩掛けの通園バッグや水筒など、結局、幼稚園で必要なものはほとんどこのリュックに入れて毎日登園していますよ。
本当にたくさん入れるので重くなりますが、娘に聞いてみると、重みは気にならないとのこと。そしてやはり他のものに変えてしまうと、肩にとても違和感が出るようです。
せっかくなので、わが家にあった他の一般的なリュックのショルダーハーネスと比較してみました!下がスモールデイですよ。
比べてみても、スモールデイのハーネスは圧倒的な厚み。
どうですか?ハーネスの厚みが全然違いますよね!
上のものは、ほとんど厚みがなく、中にクッション材も入っているにはいそうですが、まったく弾力がないため、途中からポキポキッと折れ曲がってしまっていますよね・・・。これでは頼りない・・・。
子ども用の防災バッグとして考えると、
避難時には、生活に必要なものをできる限りたくさん持って行きたいものですが、その際なるべく子どもの体の負担を軽減したいですよね。
わたしも自分のリュックとボストンバッグの中の荷物以外にも、やっぱりこれもあった方がいいな、と思ったけれどバッグに入りきらない・・・というものを娘のリュックに詰めました。(あまりに重たくならないよう着替えや防寒着がメインではありましたが・・・)
そして実際に、娘に背負って逃げられそうか試してもらったのですが、やはりクッション性のあるショルダーハーネスが、荷物の重みによる体の負担を軽減するようで、うん大丈夫、重くない!と言っていましたよ。
また万が一、わたしが怪我をして動けなくなった場合や、閉じ込められてしまったなどの理由で、親子が離れてしまった場合にも備えて、子ども用のバッグにもペットボトルの水や非常食などをしっかり常備しておいた方が良いとも思いました。
今回は地震が起きてから、次に来るかもしれない余震や断水に備えて、準備をしたり荷物をまとめる時間的な余裕があったので、あれこれ考えることができましたが、
地震災害は突然訪れることがほとんどですよね。平穏に暮らせている今この時から、緊急事態に対応できる備えをしておく必要があると思います。小さな子どもを持っていればなおさらですね。
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子ども用の防災リュックには、500mlの7年保存水を2本ほど常備しておきたいところですが、お水を入れるとやはり重さが気になってしまう・・・。
そんな時にとても便利な装備が、こちらなんです!
チェストストラップ&ウエストベルト
スモールデイにはチェストストラップとウエストベルトがあり、そのバックルを留めれば、荷物が重くなってもリュックを背負った際に肩ひもがずり落ちてしまうのを防ぐことができます。
また、背中や腰回りでリュックが弾んだり動き回る心配もなくなり、いっそう安定感が増します。
さらに、チェストストラップのバックルは一定以上の荷重がかかると外れる仕組みになっているので、安全性が高く安心ですね。
わが家のものは、肩ひもの長く余った部分を、邪魔にならないように短く縛っていますが、ウェブドミネーターという道具を使えば、簡単できれいに余ったヒモをまとめることができますよ。
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chie
また、ウエストベルトはサイドに収納することができるんです!
娘は通園時にはあまり使わないとのことで、すっきり収納していますよ。
バッグ内側にネームホルダー
わが家では現在、スモールデイを通園用リュックとして使用しているのですが、幼稚園(保育園)に持って行くものにはすべて記名することになると思います。
その際、わたしは防犯上の理由から、可能な限り外から見えない部分(内側など)に、名前を書くことにしているのですが、
このスモールデイには、元から内側にネームホルダーが付いているんです。
ですので、わが家ではこのホルダーの中に記名したカードを入れていますよ。(※ネームカードは付属していません)
通園だけではなく、防災のためを考えても、しっかりお子さんのお名前や、必要があれば住所・電話番号などを記載しておくと良いでしょう。万が一、親御さんとはぐれてしまった場合などに、とても重要になると思います!
外側に3つ、内側に1つの充実したポケット
スモールデイは、とにかくポケットが多くて充実しています。
リュックの外側には、本体部分にジッパー式のものが1つ、両サイドにもそれぞれメッシュポケットが1つずつ。
内側には、ジッパー式のものが1つがあり、中には鍵などを下げておけるキーフック付きのストラップがありますよ!
とても使い勝手が良さそうですね。
実際に写真で見てみると、こういった感じです!
細かいものを分けて入れるのに便利ですよ!
350mlのペットボトルがすっぽり入る大きさのメッシュポケット。
とにかく機能的なポケットがたくさんあります!
本体とショルダー部分にリフレクター(反射材)
防災バッグには、必ずリフレクター(反射材)があることが大切だと思います!
災害で夜間に避難することとなった場合、暗闇の中だと本当に辺りが何も見えなくなります。
わたしが経験した北海道地震でのブラックアウトの際もそうでした。外に避難はしていないまでも、部屋のカーテンから漏れる街灯のあかりすら無く、本物の闇って、こんなにも暗いんだな・・・。と実感しました。
ですので、その真っ暗闇の中で安全に避難をするためには、ぜひ反射材がしっかり付いているバッグを選んでいただきたいのです!
停電だと信号機も点かなくなり、車の往来がとても危険になる可能性が高いため、これはとても重視すべきポイントですよ。
その点スモールデイには、本体とショルダー部分の計二か所にリフレクターが付いているので安心ですね。
チェストベルトのバックルにホイッスル(笛)付き
今回わたしが、わが家のスモールデイを防災リュックとして格上げ!することとなった必須ポイントがこれなんです。
チェストベルトのバックルに、ホイッスル(笛)が付いていること!
それも、キーホルダーのようにぶら下がっているのではないんですよ。バックルとホイッスルが一体になったデザインなんです。
アウトドアがお好きな方には常識なのでしょうか・・・?私ははじめて知った時、とても驚きましたよ!
バックルとホイッスルが一体になったデザインが、とてもスマート!
このホイッスルは、わが家の2歳児でもピーピーと上手に吹くことが出来ているので、小さなお子さんでも扱いやすいものだと思いますよ。
もしもの災害で、子ども自身が閉じ込められてしまったり、大きな声を出せない状況に合ってしまった場合に、背負ったリュックにホイッスルがあれば、即座に自分の居場所を示したり、危険を知らせることもできると思います。これがあると無いとでは大違いですね。
さすが、アウトドアブランドのリュックですよね!
自分であれこれ必要な備えを足していかなくても、はじめからこの安心の装備ですよ。
そして、今お子さんがお使いのバッグにはホイッスルが無い・・・!という方は、
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このようなキーホルダーやストラップのように付けられるホイッスルもあるので、備えておくのが良いと思いますよ。
なぎ
どうして通園リュックにもおすすめなの?
ここまで、子ども用の防災バッグにはスモールデイがおすすめ!な理由をたくさんお伝えしてきましたが、
最後に、わたしがどうしてこのリュックを通園リュックとしても推奨したいのか・・・をお話しさせてくださいね。
それこそ、わたしが今回の北海道地震を経験して、改めて感じさせられたこと。
親はいつでも傍で子どもを見守っていられるわけではない。という事実です。
だからこそ、大切な子どもに親として与えてあげたいのは、安心の装備、そして機能性。お守り代わりという思いですね。そこに尽きます。
実際に北海道地震の後、また大きな余震が起きるのでは・・・という不安の中で幼稚園は再開しました。
休園中は、通園できないことによる子どものストレスが強く、早く幼稚園に行きたいよ・・・という気持ちが大きかったようなので、再開後は園へ見送り、先生方へ子どもを託すことになりました。
子どもが幼稚園に通園している時に、万が一災害が起きてしまったら・・・
それに、保育園や幼稚園では、公園までリュックを背負ってお散歩したり、遠足などもありますよね。
そんな時にも、親の目が行き届かないぶん、なおさら子どもの体に余計な負担は掛けたくないものです。
たしかに、デザインが可愛い、カッコイイ!おしゃれ!というリュックは他にもたくさんありますが、デザインの素敵なものは、お出かけ用として取っておいても良いのでは、とわたし自身は考えましたよ。
これが、当時3歳だった娘をはじめて自分の手元から放す、あの時のわたしが感じた思いと、今回の地震を機に再確認できたことです。
ですので、これから同じように、はじめてママの手を離れて保育園や幼稚園に入園するお子さんの通園リュックを選ばれているという方にも、この記事が参考になればとても嬉しく思います。
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備えあれば憂いなし。賢いママの日々の備えで、お子さんが元気で安全に通園できますように!
参考 スモールデイ キッズTHE NORTH FACE公式サイトおすすめ記事【入園準備】名前付けはテプラひとつで楽々簡単 アイロンラベルが特におすすめ!
【入園準備】名前付けはテプラひとつで楽々簡単 アイロンラベルが特におすすめ!
今回わたし自身あらためて防災について学び、考えていく中で、
アウトドアの知識って、即座に防災の知識としても役立つことが多いのでは・・・と思い立ち、
実際に様々なアウトドアブランドのホームページを見てみたり、アウトドア用と兼用しながら防災用品としても備えられる商品を調べたりしました。
そんな中で見つけた記事をひとつご紹介させてくださいね。
お子さんのためにもさらに詳しく防災について学びたい!というママは、こちらも合わせてどうぞ!
アウトドアブランド、mont-bell(モンベル)の公式サイトに、アウトドアの知識から防災を学べるとても参考になるコンテンツを見つけました。被災経験がなく防災のイメージがつかみにくい方にも分かりやすい記事だと思います。ぜひご覧になってみてくださいね。
参考
暮らしの中の防災~アウトドアの知識をいかす~モンベル
わたしが自分用に購入した防災セットはこちらです!
→シリーズ累計販売数60,000セット突破 防災セットSHELTERシリーズ
こちらもしっかりチェストベルトにホイッスルが付いています。
もちろんリュックのクオリティにもこだわって選びました!
防災の専門家がしっかり厳選したセット内容なので安心感がありますよ。
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